悩ましいことがある。
殆ど中3で読んだ『理性の限界』や浪人時代に読んだ『英文精読へのアプローチ』、『まぐれ』ほど役に立つ本に出会ったことがない。
はっきり言えば、数学が全てであり、資本主義は経済学にすぎず、これら3冊を読めば殆どやることはないだろう。
もちろん文系も嫌いではない。大学時代に学んだ小論文のテクニック、英米哲学とソーシャルゲームも「政治、ナショナリズム」としては役に立ったけども、非常にそれらで学習は終わってしまったという感じだ。
YouTubeをやっていて悲しいのは、これらのどの知識も全く伝わらず、結局、不謹慎系YouTuberや批評系YouTuberよろしくメディア媒体に適したものしか伝わらないことである(いわんやweb writingは伝わらない)。
(漫画を描くという行為も悲しくなる)。
どうにかこうにか理性の限界や英文精読へのアプローチ、まぐれが伝わるようなテキストを作れないか?
そのために高橋昌一郎『理性の限界』やニコラス・タレヴ『まぐれ』、太庸吉『英文精読へのアプローチ』、この3冊を圧縮的に要約したテキストを作りたいと思う。
もし私の解説を聴いて面白いなと思ったら是非3人の原典へ当たって欲しい。
残念ながら3人の講義や体験は今のメディア環境では厳しい。
高橋昌一郎はアメリカの大学で哲学を修めて、タレヴはアメリカの投資界で名を成した統計学者だ。また、太庸吉は2年ほど前に予備校業界を引退してしまった。
この3人の考えを理解するには、アメリカ知識人の思想を理解することが必要になる。
当然、英文を読めるだけでは理解できない。
ChatGPTの時代に英語力そのものは必要ない。
ただし、思考力=IQ?を鍛えるにはどうすればいいか?という話になる。
この本は『死にたくなったら読む本』というCOMITIA用、論画の補足として描くつもりだ。
もし論画に満足できず、あるいはアナタが男性だとしたら是非これぐらいは咀嚼していただかないと困る。
弱者男性という構造は存在しないが、そのようなコピーライト、お気持ち、文学が流行るのはちょっと分かる気がする。
最低限、情報処理として英米人のIQ思考を論画形式で伝えたい。
『死にたくなったら読む本』より実践的でエンタメ性は下がる内容になるけども、アナタがもし若者なら必ず読んでほしいし、このレベルをクリアできない人間たちとは話したくないし忙しいのが関の山だ。
1,高橋昌一郎『理性の限界』

小説形式でハーバード大学の論理学が学べる。
理性はフィクション、造語であることを看破した20世紀の科学者たちのまとめ。
暗記で構わない。
2,ニコラス・タレヴ『まぐれ』

最悪、金持ち父さん貧乏父さんでもいいが、アメリカの投資家/統計学者の本。ブラック・スワンという偶然性を扱った本。資本主義はギャンブルだからギャンブル前提の上で合理性を担保しようという曖昧なことを言語化した本。抽象的思考が分かる。
3,太庸吉『英文精読へのアプローチ』

新情報と旧情報という言語学における発見を実践的に導入した本。チョムスキーの生成文法も実際にお会いしたときには援用していた(P、述語を使うからだ)。
速読こそ精読への道。
〈追記〉漫画にしてみた




